SNSを辞めたら幸せになれた
もう一年以上前にSNSを辞めた。
それまで1日1回は開いていたインスタとツイッターのリア垢を消して、完全にリア友との繋がりをゼロにした。
SNSを辞めた理由
辞めた理由はまあありがちで、人と比べるのに疲れたのと、自分が投稿できるものがないから。学生時代は友達との自撮りを投稿してたけど、27歳あたりから自撮りも恥ずかしくなった。それに、たいして仲良くない人たちの生活を日々見続けるのがとても無駄な情報だと感じ、疲れちゃった。
SNSを辞めたというよりか、正しくは匿名に変えたということ。今でもその判断は正しかったと思うし、たまーにやりたいと思うけどそれはただのFOMO(フォーモ:Fear of missing Out =取り残されることへの不安) かも。でも、一からアカウントを作り直して友達を追加し直すほどじゃないし、辞めた後悔も全くというほどない。アカウント消す前は不安だったけど、今はそれでよかったと感じている。嫉妬することもなくなSNSをやらないストレスよりやるストレスのほうが全然多いから。
SNSはメンタルに悪い
辞めたもう一つの理由は、スマホやSNS依存が怖かったから。スウェーデンで精神科医をしているアンデシュ・ハンセン氏の『メンタル脳』によると、SNSで他人と比較すると、自分はしょぼいと感じて自信を無くしてしまう。実際に様々な調査で1日に4~5時間SNSをやっている若者は「不安や気分の落ち込みを感じている」ということがわかっていて、私みたいに逆にSNSをやめるとそうういったメンタルの不調が改善されることもわかってきている。「自分の投稿」、「他人の投稿のチェック」、「いいねを付ける」といったすべての行為が、いずれも同じぐらいメンタルの悪化と関連しているらしい。
よく言われている話だが、SNSをやるなら、投稿されているのは1日の中のほんのちょっとキラキラした部分だけだということも覚えておくと良い。キラキラしているように見える人でも人間なんだから、下痢の日もあるし、病んでる日もあるし、ポテチを食べている日も普通にある。
SNSを辞めたその後
もう辞めてから一年以上経つので、この投稿を書き始めるまで以前のストレスのことは忘れてた。人間関係を気にせず、本当に興味のある美容や推しの投稿だけを見てるほうが楽しい。でも、スマホを全く見なくなったとか、急に時間ができて何かに挑んだというわけでもない。
最近転職した新しい職場は若い子が多くて、初対面でインスタ教えてって言われることが多々あった。彼女らなりに、私と仲良くなるために聞いてくれたのだと思うし、やっていないと答えるのは少し申し訳なかった。でも逆に繋がっていないことにより、良い距離感を保てているとも思う。
元々ほとんど写真を撮らない方だったけど、SNSを辞めてからますます撮らなくなった。外食するとたまに撮影している友達いるし、しかも撮らないの?って聞かれることも。でもSNSやっていないからどこにもupしたりしないし、自分で後で見返すこともないし、面倒だし、早く食べたい。でも旅行の思い出、友達と集まった時、ブログ用などは今でも撮る。
もう一つ気づいたことは、ストーリーの反応は会話のきっかけになる。自分から友達に元気?ってLINEするのも問題ないけど、ストーリーに反応してそこからDMを始める方がハードルが低い。正直LINEも疲れるからあんまりやりたくないけど、真の友達には自分から積極的に連絡しようと思う。
では、承認要求で締める。