就活や転職の面接で使える「最近読んだ本」
面接でたまに聞かれる「最近読んだ本は何ですか?」という質問。就活生の私は本を読む習慣が全くなくて、この質問が苦手だった。学生時代に唯一読んだ『保育園義務教育化』(古市憲寿著)で乗り切っていた。「他は?」と聞かれたら、『下町ロケット』(池井戸潤著)か『ガセネッタ&シモネッタ』(米原万里著)しかなかった。
「他は?」と聞かれたことは実際あるので、面接対策として「最近読んだ本」が一冊以上あると無難でしょう。
「最近読んだ本」は小説でもいい
最近は読書にのめり込むようになり、本について話すのも楽しい。でも正直、ビジネス書には興味がない。無理に「良さそう」なビジネス書を語るより、話を広げられるなら小説で答えてももいいと思う。
とはいえ、小説を選ぶにしても年相応なものが良いでしょう。新卒時代の私は『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著)や『アーモンド』(ソン・ウォンピョン著)が好きだったが、今となると自分よりも若い人向けだと思う。
言うまでもないが、漫画、ラノベ、芸能人のスタイルブックなどは避けた方が良いでしょう。読む人によっては学びが多いかもしれないが、娯楽の印象が強するため面接には不適切なジャンルにあたる。
私が最近読んだ本でいくつか挙げると、『暇と退屈の倫理学』(國分功一郎著)、『広告がなくなる日』(牧野圭太著)、『明解!漢字名探偵』(山口謠司著)などがある。
「最近読んだ本」がない場合
どうしても「最近読んだ本」がない場合は、仕方がないのでせめて「これから読みたいと思っている本」とその理由を答えるしかないでしょう。
私の積読をいくつかあげると、『さみしさサヨナラ会議』(小池龍之介,宮崎哲弥著)、『ふがいない僕は空を見た』 (窪美澄著)などがある。次に読みたい本を見つけたい時は、文学YouTuberベルの書評動画を参考にしている。