西鉄の観光列車「ザ・レールキッチンチクゴ」に乗ってみた話

2025年最初の旅行は、2泊3日の九州旅行だった。九州は5年前のGo To Travel以来行っていなかったので、かなり久しぶりだった。今回の旅行の目的は、約2カ月前から予約をしていた「レールキッチンチクゴ」(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)に乗ることと、行ったことのない由布院に行くこと。

とある木曜日の午後、「博多駅近くのビジホ」でチェックインを終え、一旦一休みしてから、1ヶ月以上前から予約していたお店にご当地グルメを食べに行った。駅ビルに入っている「めんたい料理 博多 椒房庵

「めん鯛ひつまぶし」を3種類の食べ方でいただいたのだけど、どれも美味しかった。さて、翌日は今回の旅行のメインイベントであるレールキッチンチクゴということで、初日は早めにホテルに戻ってゆっくり過ごした。

レールキッチンチクゴ(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)

2日目は今回の旅行で一番の目的だった、西鉄の観光列車「レールキッチンチクゴ」(THE RAIL KITCHEN CHIKUGO)の日。

しかし、集合場所である西鉄福岡(天神)駅に到着した途端、なんとトラブルが発生した。本来は天神から列車に乗って旅をして行くはずだが、なんと踏切事故による列車遅れ/運休に巻き込まれてしまった。

係委員に聞いてみると、在来線で太宰府まで行って、数時間後に太宰府駅で合流して乗車できるとのこと。ということで、ひとまず太宰府を散策した。
太宰府天満宮の仮殿

太宰府天満宮は124年ぶりの大改修が行われている最中で、3年限定の仮殿が建てられていた。

レールキッチンチクゴ 

レールキッチンチクゴ
集合時間数分前に太宰府駅に戻ると、「ザ レールキッチン チクゴ」は既にいらした。

レールキッチンチクゴ
ランチの準備がしてあった。ドリンクメニューもたくさんあり、しかも福岡各地のお酒が勢ぞろい。ノンアルも種類が豊富で色々楽しめそう。今回は遅延のお詫びとして一杯無料で飲めた。

レールキッチンチクゴのドリンク
太宰府駅を出発すると、いよいよ旅のはじまり。朝の遅延のため時間がタイトになっていたのか、ランチコースの料理が次々と出てきた。レールキッチンのメニューは季節ごとに代わり、私は2024-2025 冬メニュをいただいた。ランチコースの内容は下記の通り。

① ウェルカムドリンク あまおうプレミアムスパークリングワイン or 白ぶどうアイスティー(ノンアル)

② 6種の前菜盛り合わせ
・ごぼう飛鳥仕立てと油豆 ほうれん草味噌
・蓮根と長芋の利休あんかけ 
・富有柿とモッツァレラ  
・カボチャのスフォルマート  
・冬かぶと帆立貝のパネ 
・じゃがいものムースイクラ  

③ 魚料理 真鯛の成清海苔パン粉焼き
④ 肉料理 牛ホホの煮込み
⑤ パン
⑥ デザート 黒豆アイス大福と温かいチョコレートソース
⑦ 食後のコーヒー

レールキッチンチクゴの感想

途中で色々な駅で駅員様が手を振ってくださり、さらに駅員様だけでなく、なんと地元の方々や幼稚園の子供たちからも一生懸命手を振ってもらえてほっこり。観光列車が通る時間に合わせて、急いで外に出てきてくれてとても癒された。

たくさんの駅で駅員様から手を振ってもらえるのが楽しかったし、スタッフ様や地元の方の温かさを感じる空間で、私まで元気な気分になれた。車内では懐かしの切符切り体験もできたり、スタッフ様全員で楽しませてくれて、旅中は終始ワクワクで楽しかった。私はカフェインが飲めないため、食後のコーヒーをみかんジュースに変更してくれたのもとてもありがたい。

レールキッチンチクゴの料金

私が乗車したのは、レールキッチン「金曜の旅ランチ」コースで、料金は大人1人、11,800円。体験する前は高いと感じたが、正直お値段以上だった。おもてなし、ランチのクオリティ、空間作りすべてに感動。素敵な旅をありがとうございました。

終点大牟田駅までは乗らず、途中の西鉄柳川駅で降車し、レールキッチンの旅は終了。楽しすぎてあっという間。そのまま在来線で西鉄天神に戻っても良いけど、せっかくなので寄り道をすることにした。西鉄柳川駅から路線バスに乗り換え、45分ほどで大隈重信記念館入口のバス停に到着。佐賀城公園を散策してから、特急みどりで佐賀駅から博多駅まで戻った。

佐賀城公園

2泊3日の九州旅行、残る最終日は日帰りで博多か湯布院の方へ向かう。

Posted by まる